SAYONARA MIDI CABLE
先日自分にとっては画期的なシステムを仕事場に導入しました。
私の主力ツールであるVienna Insrumentsに新しくVienna Server Interfaceという方式が開発されました。
機械音痴なので専門的な話はこのシステムの導入を推薦していただいたサウンドウーノの宇野さんの記事などを参考になさってください。http://www.sounduno.com/column/?cat=12
ここでは難しい話抜きで実感的に音楽家としてどうかという話しをします。
このシステムの利点というのはMIDI Cable,MIDI Interface,Audio Interfaceの3点が不要になるという事です。
私の旧制作環境ではまず演奏データをLogic Proで打ち込み、Midi DataはMIdi Cableを介して、Midi Interfaceに送られ、そこからVienna InstrumentsにMIDIが送られて初めて発音し、そのデジタル音がデジタルケーブルを伝いProToolsのAudio Interface に入力されて録音できるという流れです。
新システムではこれをすべてLAN(GIGA BIT)上でやってしまうため、LogicからMIDI Dataは出力しますが後はLAN Cable1本でMIDIとAudio Dataが行き来して、ProToolsに録音できる事になります。MIDIは転送スピードが速いせいか快適になります。
ついでに言いますとMac(Logic,ProTools)、Win(Vienna Instruments)同居しています。
さらにViennaはProToolsのRTASプラグインとして動作します。これも画期的で厳密に言うとプラグインというよりはREWIREとも言うべきで、要するにLANでつながったWinマシーン上のViennaをあたかもProToolsの内蔵プラグインのように使えます。セッションを保存するとViennaのセッティングもProToolsセッションとして保存できます。従ってProToolsのメモリーを消費することなく、膨大なViennaを駆使できる事になります。
又先述のようにAudioもLAN上で出力できますから、Audio Interfaceを介する必要がなくなります。我が「192」Audio Interfaceも8 inputチャンネル増設してありますが、そんな必要もなくなりました。この増設Input売りに出そうと思っています。誰か買って。。。;^_^)
宇野さんによるとこういった方式はこれからもっと拡がっていくようです。
つまりSAYONARA MIDICABLEって事で。
ああ、自分で書いてて訳わかんなくなってきた。
まあ、私の仕事場も時流に流されてどんどんアウトボードがソフトシンセに変わっていくわけです。私の機材も一気に売りに出すつもりです。たいしたメタボではなかったけど、スリムで済むならすっきりしたいなあと思ってます今日この頃。
ああ、たまに書くとつかれるわぁ。。。