このblogも、半年おきにアップするような怠惰な事を続けていたら、いつの間にか世の中はつぶやく方向へ行っていましたね。こちらは毎日全世界から500件ほど入る、ご親切な「ヴァイ○○ラ」のお奨めを棄てるのが週末の癖で、そんなこんなで秋になっていまいましたね。
さて、5年ほど酷使してお世話になったMacG5も光速がごとき技術革新にはついについて行けなくなり、システムの大幅な更新をしました。といってもMacPro Quad-Coreを1台導入しただけです。
以前まではG4,G5,McBookPro,カスタムWindows64bit.カスタムWindows32bitx2計6台をMidiOverLAN http://www.musiclab.com/products/rpl_info.htmというシステムで、Audio,MIDIをLAN上で運用していました。
私の主戦力としては皆さんご存じのVienna Ensemble http://www.crypton.co.jp/vienna/があるわけですが、そのメーカーからVienna Ensemble Proというサーバーシステムが発表され、VSTがそのサーバー上で運用可能になり、それによってメモリー管理も厳格に出来るため、より多くのソフトウェアー音源がProTools上で走らせる事が出来るようになりました。(注1)
といってもこれは全くの受け売り、というか受け売りも正確かどうかは、私にはわかりません。私にわかる事と言えば、今までと同等以上の事が、Windows32bit機x2使わなくても出来るという事ぐらいです。
もうお分かりとは思いますが、このシステムを構築してくれたのが、いつものSound Uno http://www.sounduno.com/の宇野さんです。彼の言うとおりに、というか全くお任せで半日待っていたら、以上のようなシステムが出来ました。まさに匠のなせるわざと言いましょうか、素晴らしい出来です。これ今時の業界人にはとってもお奨めできます。こちらが必要なソフト、こういう事したいという希望を伝えておくと、全部整理されてアプリ間の相性等をすべて考慮してインストール済みのMacを持ってきてくれるのです。プロはこうでなくっちゃ、というワザです。
で使用感ですが、とにかく楽です。かなりの編成がMacPro、MacBookProとWindows64bit機(注2)それぞれ一台ずつで組めてしまいます。私の場合MacBookProでLogicも走らせていますので、今や無敵に近い状態で、どんな編成も無理なく可能になってきました。
例えばHolstの「惑星」をスコア通りの楽器を使用して再現しつつ、デューク・エリントンのビッグバンド、Red Hot Chili Peppers、グレン・グールドのソロピアノを競演可能です。豪華なメドレーになります。「おぜぜ」いただければ、やりますぜよ〜。;^_^)
というわけでいらなくなったG4,G5,等を売ろうかとせこい事を考えましたが、高くても5万円くらいにしかならないらしく、毎度おなじみ「オブジェ化」を考えています。そういえば、Fairlightもオブジェにする予定なんだけど・・・。なんかねえ・・・。
注1;あのあくまで感覚で書いていますから、間違っているかも知れないので、先に謝っておきます。だって、わかんねーんだもん。何でこんな事ができるのか。
注2;余談ですが、このカスタムWindows機のOSは製作してくれた宇野さんによると非常にレアなバージョンらしく、ごく短期にしか販売されなかった、Windows XP SP2 64bit Englishです。よくわからないけど、レア物だって。