昨晩はぶらっと渋谷に出向いて、加藤ジョーさんのライブ! いやあ、楽しかった。ライブ行ってこんな楽しい時間を過ごせたのは、ここ何年かで初めてかなあ。いえ、他のライブが楽しくなかったとか言うんじゃないですよ。「楽しい時間」を過ごせたということ。多分私が弦楽器が好きなせいもあるしJazzのスタンダードもやっていただいたからかもしれないなあ。
JZ Bratのステージにダブルカルテット(Vn1x2,Vn2x2,Vax2,Vcx2)+4RhythmSectionで、スペースはほぼぎりぎり。メンバーは名手揃い。だから、気持ちの良いのなんって。音がまとまるんだよね。
「Satin Doll」から始まって途中Intermission挟んで最後のデザート、星に願いを〜Moonlight Serenadeまで、一際気をそらすことなくステージを見入ってしまいました。割とステージが近かったので、生音もよく聞こえてました。弦楽器アンサンブルの生音って何でこんなに人に優しいんだろうね。
リズム隊のサポートも名手達だから、ちゃんと出るとこ、引くところを心得て、絶妙のバランスを保っている。Drumsの渡嘉敷さん、弦アンサンブルのサポートって音量的に大変だと思うんだけれど、やっぱり上手だなあ。
実は2部の途中でサプライズゲストが登場してびっくりだったんだけど、書いて良いのかな?OKでるまで控えておきます。
でね、ジョーさんのこと。
私がこの業界でお仕事させていただくようになって、初めてストリングスの録音をした時からジョーさんはいらっしゃいました。で、未だにジョーさんにお願いしています。うん!?もう限りなく40年近い!? え〜〜〜!そ、そうか。 40年間ジョーさんのバイオリン聞き続けてたのに、昨日初めてライブ聞いたんだあ。ジョーさんはいつもクールで、あまり仕事以外のお話ししたこと無かったけど、ご夫妻のデュエット曲よかったなあ。ちょっとプライベートをのぞき見したような、微笑ましさがありました。
この年になって又ぜひ行きたい音楽会が出来ました。ジョーさんには弦楽器と音楽の楽しさ再確認させていただいて本当に有り難うございました。有意義な一夜でした。篠崎正嗣(マサさん)さんの特技初めて知りましたし、お二人の仲がよいのも、見ていて気持ちよかったなあ。
プロデューサーの梶田さん。色々無理言ってすみません。でも心から楽しかったです。大変な時代ですが、ぜひこういう音楽会を大きくしていきたいですね。