プロフィール

1951年東京都目黒区生まれ。
中野区立谷戸小学校、中野区立第三中学校を経て
早稲田大学高等学院から早稲田大学政治経済学部経済学科中退。
幼い頃から譜面と地図が大好きで、中高は吹奏楽、大学からは早稲田大学ハイソサエティオーケストラでリードアルトサックス、コンサートマスターを担当。大学三年の時アルバイトで始めたヤマハ音楽振興会でのポピュラーソングコンテストの仕事で編曲の基礎を学ぶ。’74年よりフリーの作編曲家として本格的に活動を開始し、’77年には沢田研二の「勝手にしやがれ」で日本レコード大賞を受賞。中島みゆき「時代」、五輪真弓「恋人よ」、渡辺真知子「迷い道」などニューミュージックを代表する作品を手がけていく。
‘81年よりL.A.に拠点を移し、そこで出会った「Fairlight CMI」デジタルシンセサイザーに衝撃を受け、帰国後来るべき自宅録音の先駆けとしてこれを導入。以降Wink,中山美穂、荻野目洋子、森川由加里など、80年代アイドルの全盛期を築く。特に筒美京平氏作品の編曲は氏の編曲者中一番数多く、レコード大賞を始め数々の賞を受賞した。

その他ディズニー作品では90年代に歴代のディズニー映画の名作から名曲44曲をオーケストラ作品としてポニーキャニオンレコードから発表、2016年には全日本吹奏楽コンクールで活躍している現役高校吹奏楽部による、「ブラバン・ディズニー」の全曲をプロデュースし、エイベックスより発売。
2014、15年にはJフュージョン界の大御所ギタリスト増崎孝司との双頭コンボ、「Moto & Masu」で「Lawn Boys go to Manhattan」「Te Quiero」と2枚のアルバムを発表。

この他2000年のラジオCM「資生堂TAPHY」でACC(全日本CM広告連盟)作曲賞を受賞。
1994年には音楽座ミュージカル「アイ・ラブ・坊ちゃん」の作編曲を担当し、第1回読売演劇大賞を受賞する。2012年には石原裕次郎の名曲をカバーした舘ひろしのアルバム「HIROSHI TACHI sings YUJIRO」でレコード大賞企画賞を受賞する。